2022年2月22日火曜日

【感想】異世界をガチの数学で生き抜く!「数字で救う! 弱小国家」

数字で救う! 弱小国家 


著者  :えかきびと
原作  :長田信織
ジャンル:異世界転生

サブタイトルが変わるなんてオシャレすぎる!

1巻:電卓で戦争する方法を求めよ。ただし敵は剣と火薬で武装しているものとする。
3巻:電卓で友達を作る方法を求めよ。ただし最強の騎兵隊が迫っているものとする。
5巻:幸せになれる確率を求めよ。ただしあなたの過去は変わらないものとする。


【紹介】魔法もチートも無い異世界転生なのに面白い!

・主人公は数学者
・電卓を持って異世界転生
・転生先は侵略されそうな弱小国家
・数字の力で国力を分析
・【名言】目に見える強さだけを信じるなんて動物でもできる
     目に見えない情報を理性で認識してこそ、未来を選び取ることができる
・【名言】あいさつの言葉が国ごとに違っても、1+1はどこで答えても2だ
・ランチェスターの法則で国の戦闘力を数値化!!
・因数分解で畑の形を整える!そういうことか!
・数字を使って、社会科学を実践する異世界コミック!最高か!

【読んだ感想】

「小説家になろう」からコミカライズ。
数多くの異世界転生ものを読んできたが、魔法もチートもない展開は珍しい。
文系人間の私にとって、数学を何のために学んできたのかわからなかったが、頭のいい人の考えを少しだけ覗かせてもらった気がします。
ゲーム理論による利害関係の分析などはなかなか面白い。
童顔巨乳のお姫様にちょっとすけべな主人公。
理系で合理的なお姫様の国家経営や対人コミュニケーションにはいささか抵抗を感じてしまいますが、可愛いので許すことにしました。







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